子供の時の気持ちって、すっかり忘れているな~って、自分の子供を見て思います。
やらなくてはならないこと、大人としての振る舞い、発言、常識、計算、などなど。
全然完ぺきではないけど、それなりに日々行っている。
いつからこうなんだろうと考えると、子度を産んでからは間違いないくそうなった気がします。
でもね、それはそれで生きて行くうえで必要だと思ったからそうなったわけで、いけないことではないと思うんです。
ただ、「子供の時のような感覚」最近ちょっとどこかに置いてきているなーって。
なんでそんな話をしているかというとですね、昔私が暮らしていたスペインの片田舎のおばちゃん達が、お祭りの時に楽しそうに踊っている動画を見たんです。
おばちゃんというかお婆ちゃんというか、どっちでもいいのですが(笑)、とても無邪気だったのですよ。
スペインに暮らしたことがあるからなのか、当時の記憶がドバっと蘇りまして、「あ~そうそう。それねー。」ってなりました。
乾いた空気、眩しい太陽、おばちゃんおじちゃん達のお喋りの声。
人のことなんかあんまり気にしていない、自由、気まま、それでいて優しい、そんな空気感。
肩の力が抜けて、楽ですよね。
それでね、ふとやっぱりフラメンコのベースってこういう気質があるんだよねって思ったのですよ。
私たち日本人の大人にはなかなか持ちえないもの。
でも、子供の時を思い出したらいいんだと思うんです。
なにも絶望することでもなんでもなくて、必要な時に子供に帰ったらいいのですよ。
誰だって子供だったわけだから、見つけられると思うんです。
そのスイッチ。
普段はこつこつ仕事や練習。の中でも「ひゃっほー!」って気分の時あるじゃないですか。そんな時はぜひ、無邪気全開で行っちゃいいましょうー(笑)