プロフィール
佐藤 久果（さとう ひさか）
東京都出身。
本場スペインにて通算3年間の研鑽を積む。
2002年以来数多くのコンサート、イベント、ボランティアなど、公演活動を精力的に行う。
2006年2月、吉祥寺シアターにてソロリサイタル「見えない扉」を公演し高い評価を受け、
記念フォトブック「LA PUERTA SECRETA」を発売。
またフラメンコ教室「alma」を主宰し後進の育成にも尽力。テレビや雑誌での紹介など、幅広い活躍と自身のさらなる向上に向け日々研鑽を重ねている。
【どんな人？】
私はと言いますと、小さいころから元気いっぱいで体を動かすことが大好きな子でした。
記憶では、小学生の頃はいつも裸足で泥んこになっていたような。そして塀の上やフェンスに登ったり木に登ったり、ケガも絶えない子でしたね。(笑)
中学では、父譲りの運動神経を生かして陸上部へ。陸上部ではストイックに練習に励み、副部長を務めて一時は男子の部長より早く走ったことも。
そんな私が高校生になり志したのは、芸術大学に進学すること。
え？っていう展開ですが、小さい時から何か制作するのも大好きで（これまた父譲り）、「できるかな」という番組もよく見ていました。（わかったあなたは昭和認定合格！）
ということで運よく、沖縄県立芸術大学 彫刻科に入学いたしました。
いや～言うまでもなく楽しいバラ色の学生生活でした(笑)
大概の学生はそのまま沖縄に住み着いてしまうのでしたが、バラ色過ぎてこのままじゃダメになってしまう！
そう思った私は再び東京に戻り、就職いたしました。
その後、出会ったのがフラメンコなんです。
たまたまお友達について行って見学したフラメンコ。即その場で「コレ、やる！」と思いましたね。(笑)
お稽古開始して1年ちょっと。お教室でのお友達と1年のスペイン留学を決意。
せっかく就職したのに3年たつか経たないかくらいで退職。そしてスペインへ。
ここからどっぷりフラメンコ人生の開始です。
ここでは書ききれないほどの濃ゆい楽しい素晴らしい1年間。
みっちりフラメンコに浸りつくして帰国しました。あの時のスペインから離れる寂しさはたまらなかったなあ。
それからは、再びスペインに行くためにお稽古しながら働きました。
昼はお仕事、夜と週末はお稽古やタブラオで踊ったりと、目の回るような生活が始まった。
半年くらいした後、多忙すぎる生活からまるで逃げるように再びセビージャへ今度は3か月の滞在に出かけた。
この時は旧友と会って懐かしんだり飲んだり遊んだり、お稽古はちょっとオマケみたいになっていた。
そんな風に過ごしているうちに、少し冷静に自分とフラメンコ、私は何をしたいのか？みたいなことを考えられるようになっていた。
かと言ってすっきり解決しないまま、モヤモヤした状態で帰国した私。
再び、多忙を極める生活が始まった。
何だかんだ１年半ほどが過ぎ、自分の苦手なところを克服しに、「今度はへレスに行こう。」そう決意したのでした。
へレスではあっという間にへレスらしい生活にどっぷりつかり、毎日のんびりたっぷりフラメンコしてシェリーを飲み、
気が付くとただのへレス人みたいになっており、バラ色過ぎて、このままじゃ私ダメになる！（どこかで同じことを書いたような。。。）
そう思った私は、予定の資金を使い切る前に帰国しました。
ここからは、どうしても会社勤めが嫌で、にっちもさっちもいかない中、踏ん張りました。
貯金を食いつぶしたひもじい生活の中、少しずつ教える仕事やタブラオでレギュラーで踊るお仕事が舞い込んできた。
今思えば、ここからの人生が一番ノリに乗っていた。
各地での指導、レギュラーも週数本、イベントも沢山いただき、多い時は1日に2本のイベント、1週間に5日連続タブラオやイベント出演、来日スペイン人のクルシージョ、止まったら死んでしまうのか？！という勢いで飛び回っていました。
そうこうしているうちに自身の教室を主宰し、初のリサイタル公演。本当に沢山のことを学びました。
こうしてつらつら書いてみると、すべて順調に良いこと尽しみたいになってますが、迷い挫折し失恋もし、辛く悲しい出来事もたくさんたくさんありました。
そしていきなりプライべートな話題に入りますが、その後出会った方とひょっこり結婚し(笑)今では一児の母。
それからは母として主婦として、フラメンコの先生、踊り手として、納得のいくよう頑張った。
そしたら、、やり過ぎたんですねぇ、遂に体がおかしくなってバタンキュー。
自分が不器用で、スーパーマンじゃなくて普通の人間であることをしっかりと認識したときでありました。
それから４年。まだ少し引きずりながらもほぼ状態は良くなり、自分の体の声を聴くことを念頭に年相応の人間として、ペースを考えて生きております(笑)
これを機に、体のこと健康に対する意識、栄養に関することをそれなりに勉強しました。
今ではアメリカの遺伝子栄養療法という治療の勉強もしています。
興味があって、日本に居ながらにしてアメリカの療法をしたいと考えている人のお役にも立てたらいいな、と思っている今日この頃です。
と言う事で、長々とお付き合いしてくださりありがとうございました！
もっとココ掘り下げて～とか、そこ説明欲しい～とかありましたらご一報ください。
ブログの記事という形にして発表したいと思います♪
